プノン・バケン遺跡は9世紀末にヤショーヴァルマン一世によってヒンドゥー教 のシヴァ神の寺院です。
プノン・バケン山はプノン・クロム山、プノン・ボック山とともアンコール三聖山と呼ばれています。高さ約60mの自然の丘陵を利用した。テラス状の広場があり、その奥に丘上ピラミッド式の遺跡、プノン・バケンがあります。
ヤショーヴァルマン一世が、 ヤショーダラプラの都の中心として須弥山を表し建造した寺院です。自然の地形を活かしながら6層の基壇が積み上げられ、中央に棟の祠堂があります。最上部を除5層には各12棟の小祠堂が配置され、最下段の周囲には 44棟のレンガ造りの祠堂が配され ています。この寺院は全部で109棟です。造形的にはインドネシアジャワ島のボロブドゥール遺跡と類似しています。
プノンバケン山は朝05:00から19:00までです。