アンコールワット完成

皆様こんにちは。

 

私はカンボジア日本語ガイド ブンキアンと申します。

 

今日はアンコールワットについて一部説明していただきたいと思います。

 

アンコールワット完成

 

アンコールワットをクメール建築の最終形と位置付けましたが、その理由について整理すると次の3店に集約されます。

 

(1) 5塔の祠堂がプロポーションよく配置され、3重の回廊上に高層祠堂を設けることで、パースペクテイブな構図を完成させていることです。

 

(2)  大き内部空間を造営できないと言う欠点を回廊を十字にまわした十字回廊と4つの聖地と言う構成により、擬似的な内部空間を創出しているこ

 

とです。

 

(3)  大規模な環濠によりメボン式治水を東西の参道と経蔵、聖地を配すことにより平地式の伽藍配置の特色を、大規模な基壇によりピラミッド式の

 

壮大さを表現したといえます。つまり、これまで各時代の試行錯誤の成果を遺憾なく取り入れましたが、アンコールワットといえます。クメール

 

建築はローマ時代の公共建築のような機能性は欠落しています。ロマネスクやゴシックの教会堂のように合理的な論理性がみられない面もあります。しかし東南ア

 

ジアというきわめて熾烈な環境の中で、アジア的な発想のもとで造られたクメール建築はアジアの国土ではぐくまれた至宝という価値を超えて、世界の遺産である

 

ことは疑う余地はありません。

 

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皆様もしカンボジアへ遊びにいらっしゃったら、ぜひカンボジア日本語ガイド ブンキアンに任せて下さい。

 

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