AF01  アンコールトム、タ・プローム遺跡アンコールワット、アンコールワット夕日鑑賞観光ツアー

見学の時間:10時間

ツアーコード:B001

プライベートツアー

催行日情報:毎日催行

子供参加:可

お一人様:可

 

ツアー料金

・1名様の料金(85ドル)

・2名様 90ドル(45ドル)

・3名様 105ドル(35ドル)

・4名様以上は、30ドルずつ加算されます。

※11歳以下のお客様は無料でございます

※なお、4名様〜8名様はワンボックスカーを用意します。

また、9名様以上はマイクロバスを用意しますので、料金の詳細はお問合せください。

 

 ※ツアー料金に含まれるもの

・専用車(エアコン付き)

・日本語ガイド

・お水(何本でも無料)

 

※ツアー料金に含まれない

 ・昼食

 ・遺跡入場チケット

※お客様にご負担いただきます。

 

※入場券は3種類ございます。

・1日券 37ドル

・3日券 62ドル

・7日券 72ドル

チケットをお持ちでないお客様は、ガイドにお申し付けください。

当日遺跡見学前にチケットセンターまでお連れいたします。

  時間         スケジュール・見所

08:00        ホテルにお迎えて、アンコール入場券を買って、アンコールトムに出発します。約30分かかります。

08:30        アンコールトム南大門、バイヨン、バプーオン、ピミアナカス、象のテラス、ライ王のテラスなど観光します。約2.5時間かかります  

11:00        タプローム遺跡を観光します。約50分かかります。   

12:00        昼食休憩します。 約50分かかります。

12:20        タ・プローム遺跡観光 約50分かかります。

13:00        ホテルで休憩します。約1時間かかります。

14:00        ホテルにお迎えて、アンコールワットに出発します。 約15分かかります。

14:15        アンコールワット第1,2,3回廊を観光します。 約2.5時間かかります。

17:00        アンコールワットで夕日鑑賞観光します。    

18:30        ホテルに戻ります。

ツアーハイライト

アンコールトム

南大門

 

アンコールトム(大きな町)には門が五つあります。門の高は23メートルです。門の上に観世音菩薩の顔をあらわせて、四面顔四方角に向いています。門の前にはアシュラ(鬼)や神様がナーガ(竜神)の胴体をつかんでいる欄干です。右側にはアシュラが54体で、左側にも神々が54体であります。合わせると108になって、108は108ぼんのうに当たってます。門と欄干の建設資材は砂岩です。

高さ約8メートルのラテライトの城壁とお堀の幅約100メートルを囲まれています。城壁は3キロ正方形で五つ門があります。門の高さは約23メートルです。

 

 

バイヨン寺院

 

こちらはバイヨン寺院の正面です。バイヨンはアンコールトム(大きな町)の中央にある寺院です。12世紀末にジャヤーヴァルマン7世によって作られた大乗仏教寺院で、穏やか微笑みをたたえた観世音菩薩のモチーフで有名な寺院です。バイヨンは49塔あります。

バイヨンは、メール山(須弥 山) を象徴化しています。 メール 山は古代インドの宇宙観による と神々の住む聖域で、 また神が 降臨する場所でもありました。 この 宇宙観を正確に具現化すること が王の重要な使命でありました。 東 西南北に延びる幹線道路は、メール山から世界に向かう道を象 徴し、 城壁はヒマラヤの霊峰、 城壁を取り巻く環濠は大海を表 したものであります。 この宇宙観は 解釈の仕方によって微妙に変化 します。 大乗仏教に深く帰依して いたジャヤヴァルマン七世の宇 宙観ですが、アンコール・ワットで 表現された宇宙観と異なってい るのは当然のことであります。

バイヨン寺院の第一回廊のレリーフ

このレリーフは当時戦うためクメール軍の行進の様子をあらわします。

バプーオン寺院 

バプーオンは11世紀中頃にウダヤーディティヤヴァルマン二世によって作られたヒンドゥー教のシヴァ派です。

この遺跡は三層からなるピラミッド型寺院で、高さ50メートルぐらいです。バイヨン寺院よりもたかったと言われています。

 東塔門を入ると、円柱列に支 えられた長さ200mにも及ぶ 「空中参道」 が続く。 装飾の施 された高さ約2mの円柱が3 列に並べられ、その上に敷石が 載り、 東塔門から中央部までか け渡されています。 参道は地上と 天界とをつなぐ虹のかけ橋の意 味もある。 参道を渡って内部へ 進むと、 中央のピラミッドの上 にふたつの回廊で囲まれた祠堂 が配され、この祠堂は、アンコ ール・ワットと同様メール山 (須弥山)を表すものです。 

この遺跡はフランス極東学院 によって1954年から断続的に 修復工事が進められてきましたが、 2011年にすべての修復工事を 終え 中央祠堂すべてが見学可 能となった。 ただし、服装や年 齢による入場制限があるので要注意です。また上り用、下り用の階 段も決められています。

ピミアナカス寺院

 ピミアナカス寺院は10世紀中頃、ラージェンドラヴァルマンニ世よって創建さ れたあと、ヤジャヴァルマン5世、ヤジャヴィラヴァルマン、最後11世紀前半にスールヤ ヴァルマン11世紀中頃まで、4人の王様で続いて造られたヒンドゥー教の寺院です。

王宮周壁の中にはピミアン・アカーハといい 「天上の宮殿」、「空中楼閣」という意味があります。

王宮の正門である東塔門をくぐると、王宮の中心部に赤く輝くように小さなピラミッド型の建物が見えます。建物の構成はラテライトの基壇を3層に積み上げ、小さな祠堂を上に載せているいうものです。この寺院の頂上近くにもバプーオンと同様に、 幅1m、高さ2mほどの回廊があります。この王都の中心 施設には、地上から仰ぎ見ると いう視覚を意識したピラミッド 型造形が採用されました。

象のテラス

 

象のテラスは12世紀後半 ジャヤバルマン7世と言う王によって建てられました。

 

バイヨン北側、王宮東正面です。テラス約300mに渡り象の彫刻が施されていることから「象のテラスと呼 ばれ、かつて儀式や式典に使われ たとされます。テラス北側には一部、二 重になっている部分があり、五つ頭 の馬神や象と戯れる子供の彫刻が 残ります

ライ王のテラス

 ライ王のテラスは12世紀末に ジャヤヴァルマン七世という王様によって建てられた裁判所でした。13世紀中頃に火事で破壊されました。13世紀終り頃にヤジャヴァルマン八世と言う王によって広く改修されました。裁判所の建物は木造、屋根の瓦を使われていました。15世紀中頃に都をひこうしされて、保存していませんでした。

三島由紀夫の戯曲 『王のテ ラス』 でよく知られるテラスだ が、1996年にフランス極東学 院に、 現在の テラスが完成する前に一度崩壊 したあと、 再建築されたことが 明らかになりました。 このことから 12世紀末以前にすでにテラス の原型があり、 それを後世に修 復したことがわかった。 そのた め、新しいテラスによって隠さ れていたもともとの壁面も見学 できるように、 壁と壁の間に通 路を設ける工夫を施して修復さ れています。

高さ約6mのテラスの内部には、神々と阿修羅が一緒に描かれてお り、興味深い。 最初に造られた壁面の彫刻と、あとから造られた彫刻と は、デバターの表情も彫り方も異なっているので、違いを比べてみよう。 特に神々の装身具に注目すると違いがよくわかます。 テラスの構造がわか るように通路が造られているので、じっくり観察してみましよう。

タプローム寺院

ここは西門で、ほかに南、北、東に同じような門がありますが、どれもひどく破損しています。

塔の上に彫られているのが観世音菩薩、つまり観音さまの顔です。顔は四面あって、東西南北を向いて、魔除けの役目をはたしています。

ここのタプローム寺院はアンコールトムを作ったジャヤヴァルマン七世によって1186年に母の供養のために建てた大乗仏教の寺院です。東西1000メートルで南北700メートルです。むかしは奉納の踊りを踊る踊り子だけ600人、お坊さんなど合わせて1万人以上住んでいたと言われています。現在では上座部仏像のお寺に改宗されています。

巨木が遺跡を飲み込む〜!タプロームへ

映画「トゥームレイダー」の舞台としても有名なタ・プローム。ジャヤバルマン7世が母の菩提寺として建設された寺院で、東西1000m、南北700m程ある。ガジュマルの巨木が遺跡の到る所に絡み付き、歴史と年月を感じさせる場所。アンコールワット、バイヨンとともに有名な遺跡。この遺跡は発見当時からすでに生えていた木が今も成長していて、今にも遺跡を飲み込もうとしている。みんなも早く行かないと全部崩れてしまうぞ!

トゥームレイダーのロケ地

この木は寄生植物の仲間、中にあったガジュマルの木を絡んで死にました。締め殺しの木と言う意味です。人気な写真スポットでございます。

この木の根は血管のようなからまる木中央祠堂の近くにはスポアンの根の上にさらに別の植物の根が張り巡らされ、毛細血管のように見えます。この周辺には彫りの深い美しいデバダーがたたずんでいます。

ガジュマルの木

この木がカンボジア語でスポンと呼ばれるガジュマルの仲間、ヨウジュです。このタプローム寺院はこの木によって崩壊しようとしています。この寺院にある木は樹齢やく三、四百年ぐらいと言われています。成長が早く、このように石の隙間に入り込んで押し広げ、最後には建物を崩してしまいます。建物の下まで深く根が入っているので簡単には切れない状態です。もし下手切ると、木が死んで根がボロボロ腐ってしまい、地盤沈下のため建物が倒れてしまいます。

アンコールワット

アンコールワットはカンボジア人の宝であり象徴です。カンボジアの国旗やお札にもデザインされています。

12世紀の中頃、灰色砂岩で、スーリヤヴァルマン2世と言う王様の時代に建てられたヒンドゥー教のヴィシュヌ神の寺院です。アンコール・ワットは南北約 1300m、東西約 1500m の堀の幅約200mで囲まれています。三つ回廊では本殿を囲まれています。第三回廊の角に四天皇の塔きれいに残っていて、五塔きれいに残っています。16世紀中頃から現在まで仏教のお寺に改宗されており、多くの信仰を集めています。

アンコールワットの門が五つ門あります。真ん中が王様の門と言われており、王様の専用の門だったと言われています。その両脇が一般人の門です。両端に一つずつ門がありますが、それは象の門と言われています。その門は階段がなくて、幅が広いので、象に乗ったまま中に入れるようになっております。

この像はヒンドゥー教の三大神の一つヴィシュヌ神の像で、アンコールワットはこの神様を祭ったお寺です。これは8本の腕ですが一般的には4本腕であらわされています。表面に少し金箔が残っていますが、以前はすべて金箔で覆われていたと思われます。お線香、果物などがお供えしてあるように、この像は現在でも地元の人々の信仰の対象となっています。

逆さアンコール・ワット

 

西参道の左右にある聖池にはアンコール・ワットが映り込み、 逆さアンコール・ワットが見られることで知られています。早朝、 昼間とそれぞれに趣の変わった姿が見られます。

アンコールワットの第一回廊のレリーフ

アンコールワット第一回廊は中央祠堂を取り囲む一番外側の回廊です。第一回廊にはラマーヤナ、乳海攪拌や天国と地獄をはじめとした見事なレリーフ(壁画)が残ってい ます。

このレリーフはラーマヤナ物語の彫刻です。ラーマヤナ物語とは古代インドの物語です。ハヌマン(猿のキャプテン)の肩に乗るのはラーマ王子(ヴィシュヌ神の化身)です。

怪物の引く車に乗るのは魔王ラーヴァナです。10の頭と20本の腕を持っています。もともとは神様の弟子だったですが、神様を超えた超能力を身につけ、神様に反抗したと言うことです。

この方はスーリヤヴァルマン二世です。アンコールワットを作った王様です。王の上にはたくさん日傘がさしてありますが、この数が多いほど身分の高い人物をあらわします。当時は王の日傘の柄には金を使われていたと言われています。

この水牛に乗っている像がヤマと言われます。日本で言えば閻魔大王です。

このレリーフは古代インド天地創造の乳海攪拌の神話です。むかし神々とアシュラは相談して、アムリタと言う不老不死の薬を手に入れようと考えました。神々とアシュラは大亀クールマの上に大マンダラ山をのせ、その山を大蛇ヴァースキーの胴体で巻いて、その両端を交互に引っ張ることによって山を回転させ、海をかき混ぜたのですね。中心で指揮をとっているのがヴィシュヌ神、この下がヴィシュヌ神の化身、巨大な亀のクールマです。下は海がかき混ぜられ、魚など海の生き物がずたずたに引き裂かれているよいすです。この作業はおよそ千年間続けられ、その間に妖精アプサラ、ヴィシュヌ神の奥様のラクシュミーが生まれました。最後にアムリタは出来ましたがその所有をめぐって神々とアシュラはさらに激しくあらそったと言われています。

アンコールワット本殿

中央の祠堂は、ヴィシュヌ神が降臨し、王と神が一体化する聖なる場所と考えられていました。新たに王位に就いたことを全国民にアピールする厳粛な儀式がここで執り行われたのであります。宗教によって方法は異なっていましたが、古来、王は神聖ななる場所を定めて宇宙の支配者である神々交信しました。アンコール地域に残された多くの宗教遺跡は、天界(宇宙)との交信場所だったのであります。

アンコールワットの正面で夕日鑑賞